今回から3回に分けて、今年上半期に中国で出会った食べ物,食事について、ご紹介いたします。第一回目はパパイヤです。
1月1日より4日まで訪れた、ミャンマー国境に近い亜熱帯の雲南省南西部シーサンパンナは、既に気温25℃を超える初夏の気候でした。ハイビスカス、ブーゲンビリヤに加え、なぜか桜の木も満開でした。道沿いにはバナナやパパイヤ等、果物の木が沢山あり、どの木も実がいっぱいでした。
中国は56の民族から構成されていますが、私たちが訪れた基諾(チノー)族は56番目に認定された少数民族で、2000年の中国の国勢調査では、人口は1000人だそうです。
写真(1)は基諾族の祖先を祭る石像の前に立つ私と、案内の基諾族のお嬢さんです。基諾族のお嬢さん達は、大体身長が150cm前後と決して高くはありませんでしたが、皆さんとてもグラマーでした。
写真(2)は、写真(1)に見える山頂の母の像の頭部の近くへ登った写真です。山頂の頭部から写真(1)の所まで女性の身になっています。頭部の下に大きな乳房があるのが分かって頂けると思います。
写真(3)は、部落を下った所に、村に自生するいろいろな果物を無料で試食できる場所です。私と妻がバナナを食べながら笑っていますのは、係の若いお嬢さんがパパイヤ(日本で売っているものの4倍くらいの大きさ)を切りながら話していた内容に思わず吹き出してしまったからです。彼女曰く、“パパイヤを毎日食べると、バストとがどんどん大きくなる”ということだそうです。
私が、“君達は毎日パパイヤを食べているから、皆さんこんなにグラマーなんだね!実は僕もパパイヤが大好きだから、今日から毎日食べたら、君達みたいにドンドンとバストが大きくなるね”などと言ってみましたところ、彼女や周りの女の子達は一斉に頬を赤らめて、声を合わせて“そんなことにはならない”と真剣に返されてしまいました。
この基諾族でのパパイヤのエピソードを、ゴールデンウィークに訪問したアモイの友人の奥さんに話をしたところ、パパイヤで本当にバストが大きくなったという、自らの体験を話してくれました。
この奥さんは妻の学生時代からの友人で、妻の話によれば日本で言うペチャパイだったそうです。彼女は、今から20年ほど前に結婚し、長年生まれ育った淅江省杭州市から旦那さんの故郷である福建省アモイ市移り住みました。対岸の台湾から運ばれてくる、やはり大きくて甘いパパイヤを毎日のように食べていると、小さかったはずのバストがEカップくらいにまでなったそうです。妻も彼女の大きな胸を見て「パパイヤはすごい!」と感心することしきりでした。大きなバストを希望する方々に、是非ともすすめたい果物です。成果が出ましたら、ぜひ私にご一報下さい!
【性味】 | 【帰経】 | 【効能】 | |
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パパイヤ | 甘寒平 | 心肺肝 | 健医、消化促進、暑気を解く、肺を潤す、乳汁を増す |
次回は、雲南省名物、イーリャンの鴨の丸焼きと、昆明のキノコ鍋をご紹介いたします。