薬膳料理　中国漢方の知恵「医食同源」

いつも宿泊している翠湖飯店近くにある、約２００年前の清朝時代の建物を利用した中華料理店。写真は、昆明石屏会館大食府の中庭です。

羊の乳を加熱して、表面にできる薄いカゼインの膜を湯葉のようにすくい、この膜を油で揚げたもの。
中には甘い小豆が入っています。
食べると、微かにお乳の香りがします。

カボチャも昆明で定番料理です。
カボチャの種類も多いようで、今回のものは赤みが多く、甘みも多いものでした。

雲南の名物料理のひとつ。
地鶏と、玉ネギなどの野菜を土鍋に入れて、長時間蒸気で蒸したもの。
薄味で、大変美味しいものでした。
４度目の訪問で、やっと食べることができました。

豆腐を発酵させて焼いたもの。丁度、臭いチーズのような香り。
辛味のジャンをつけて食べます。

百合根と青豆を炒めたもの。
昆明で食事をすると必ず百合根の料理が出ます。新鮮で肉厚、歯応えもあって大変美味しいです。
日本の百合根とは比べようもない美味しさです。

金華ハム、豚肉、鶏を材料にした高級なスープをベースに、ダイコンの千切りを加えたものです。

季節の野菜を炒めたもの。
食事がスパイスを多用しているので、苦味の野菜は涼性なのでバランスを取っています。

雲南の名物、火腿（宣威のハム）のスライスの蒸し料理
日本で最近有名になってきているイベリコ豚に匹敵する美味しさです。

昆明の付近は天然のキノコが豊富に採れます。
数種類のキノコを薄い小麦粉の皮で巻き、これにパン粉をつけてコロッケのように油で揚げたもの。
横にあるのはケチャップ。

とうもろこしの粉末（黄色）、そば粉末（茶色）を水で溶き、各々ホットケーキのように薄く小さめに焼いたもの。
香りも食感もホットケーキそのもの。中央にある小皿にはハチミツが入っています。

エビダンゴをカラ揚げにしたもので、中央が空洞になっており、中には肉汁がたっぷり詰まっていました。
中央のリンゴサラダのリンゴは、とても香りの良いものです。
昆明の付近では小さなリンゴが収穫でき、昨年の１月に食べて美味しかったのを憶えています。