1.蜜製叉焼肉 地鴨の冷製
はちみつチャーシューと地元家鴨の薫製
蜂蜜は食欲をそそると同時に消化を助ける作用があり、中国では前菜に良く使われています。
鴨は、初夏から夏の食べ物で、水辺の生物ですから、暑くなる季節には体を冷ます作用があります。また同時に、鴨は高蛋白質で、夏に消耗する体に元気をつけて、栄養を与えてくれます。(中国雲南省の5月は初夏に当たります)
2.水煮活蝦
活きた川エビ、塩少々、葱、姜(しょうが)を沸騰したお湯でさっと茹で上げます。甘みのあるエビを醤油と葱たれをつけて食べます。
酒のつまみには最適です。これも前菜になります。
3.大蒜炒小松菜
にんにくと採りたての小松菜(大きさは日本の小松菜の半分ほど)炒めです。
日本の小松菜と違って、特有の苦味はありません。翡翠様な緑色と香り一杯のにんにくがよく合います。
4.肉団子白菜湯
豚肉の団子と白菜のスープという、家庭的な料理です。
白菜も煮てあると甘みが強くなります。また白菜は、いくら煮ても崩れることはありません。暖かい一家団欒のひと時、ぜひ食卓にのせたい一品です。
5.炒時豆
時豆とは時節の豆類のことで、5月の場合そら豆のことを指します。油で炒め、シンプルに塩茹でします。
勿論、豆は無農薬、自然栽培です。緑の香りと、新豆の甘みがよくマッチした一品です。
6.煎時魚
時魚は同じく時節の魚で、この時期は小ぶりの活フナ(15cm位)です。
植物油で素揚げしたもので、骨まで食べられます。お好みの調味料をつけて頂きます。
フナは川魚に中で最も味の良い魚として知られていますが、骨が多いのが難点と言われています。
これは、その難点を取り去った最高に美味しい魚料理です。
7・調味料(つけ調味料)
赤色が酢です。
黒っぽいのが醤油と酒、糖、葱などをミックスしたものです。
8.火腿土豆飯
ハムとジャガイモの炊込みご飯です。
ジャガイモの甘みとハム(地元の宣威ハムは、金華ハムと似ています)の塩味がよく調和しており、味わったことの無いような美味しいご飯に仕上がっております。